神託のカード=オラクルカード
テレビやインターネット、電話占いなどで最近は占いがより身近なものに感じられるようになってきました。
自分でもやってみたい、と思うものの、やり方やカードの選び方が分からずそのままになっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、カード占いの中から「オラクルカード」をピックアップ。
タロットカードとの違いやリーディングのやり方、カードの選び方などを初心者さん向けに解説します。
オラクルカードとは?
オラクルカードとは、「神のお告げ」を伝えてくれるカードです。
その起源は開いた本のページに書かれている文章からリーディングする「ビブリオマンシー(書物占い)」と言われています。
オラクルカードは現状を踏まえより良い未来へたどり着くためにはどうしたら良いのかをアドバイスしてくれるカードです。
未来を見通すことはできませんが、悩みに対してポジティブで背中を押してくれるアドバイスをしてくれるので、視点を変えたり、新しい事に挑戦する時はオラクルカードで占ってみるのも良いかも知れません。
また、オラクルカードには厳しいメッセージがありません。難しい事だったとしても、なるべくポジティブに、希望が持てるような優しいメッセージを伝えてくれます。
タロットカードとの違い
オラクルカードとタロットカードは混同されがちですが、いくつかの相違点があります。
①オラクルカードは40枚~多くても60枚程で1セット、タロットカードは大アルカナ、小アルカナ合計78枚で1セット。
②オラクルカードは未来を占うのには向いていない。タロットは現状と未来を教えてくれる。
③オラクルカードは気持ちをポジティブに前向きにしてくれる。タロットは厳しいことも伝える(別れた方が良い、縁がない、など)。
②オラクルカードには「正位置」「逆位置」が存在しない。タロットは「正位置」「逆位置」で読み取り方が変わる
大きく分けてこの4つが主な相違点です。
タロットカードに細かいルールや読み取り方があるのとは逆で、オラクルカードは難しい解釈をすることは殆ど無く、カードを見て受けたインスピレーションがそのままメッセージになります。
なので占い初心者でも手を取りやすく、練習しやすいカードになっています。
オラクルカードの選び方
オラクルカードは実に様々な種類があり、絵柄は勿論カードの伝えるメッセージにも様々なものがあります。
まずはオラクルカードを選ぶ時のポイントについてチェックしておきましょう。
1.好きなデザイン、絵柄で選ぶ
カードを選ぶと言っても、最初の内は何が何だか分からない、と言う方が圧倒的に多いと思います。
商品の説明欄を見てもちんぷんかんぷん……では、そんな時どうやってカードを選べばいいのか。
まずは「直感」でカードを選んでみると良いでしょう。何となく目に入った、天使が好きだからエンジェルオラクルカードにする、など理由はなんでも構いません。
エンジェル、アニマルなどの絵画を思わせるような絵柄から、フェアリー、日本の神様など親しみやすい神話や漫画の様なイラストを使用しているものもあります。
オラクルカードは「直感力」を必要とするカードたちなので、選ぶ時にも「直感力」を駆使することは間違いではありません。
頭で考えて悩んでしまいそうな場合は、「目が合ったカード」を選ぶことも大切です。
2.自分の悩みに合わせて選ぶ
オラクルカードは全体を満遍なく見てアドバイスをくれるデッキや、恋愛に特化したもの、人間関係に特化したものなど、「得意分野」があるカードもあります。
恋愛の悩みを相談したいのであれば「ロマンスカード」、健康やヒーラーについての質問であれば「大天使ラファエルのカード」と言った様に、自分が占いたい事に沿ったカードを探してみると良いでしょう。
日本語の解説書が付いているものがあれば、まずはそれを頼りに選んでみるのも手です。
3.初心者向けのカードを選ぶ
オラクルカードのほとんどは海外製で、もちろん書かれている言語も英語やその国の母国語です。
なので、最初は日本語訳の解説書が付いているものを選ぶのが良いでしょう。解説書はそのデッキを説明したものであったり、オラクルカードとは何か、の解説書だったりと様々なので商品の説明をよく読んだ方が良いかも知れません。
また、カード全体が日本語に訳されているものも存在します。カードに慣れない内は、日本語できちんと読める意味の書かれているカードを選ぶことも一つの手段です。
大体のカードの意味が分かってくれば、次に英語版や海外版のカードを使用した時も同じように読み取ることが可能になります。
占う前、占う時にしておくべきこと
オラクルカードが手元に届いても、すぐにメッセージを受け取れる訳ではありません。
占いをするにはそれ相応の環境と、まずはカードを浄化して、親しくなることが大切です。
1.カードを浄化する
すぐに占いたい気持ちをぐっとこらえて、まずは届いたばかりのカードを浄化します。
カードは手元に届くまでに様々なルートを通ってきているので、様々な気やオーラを纏っています。最初はそれを浄化してカードに自分のエネルギーを吹き込むところから始めます。
①開封したカードを利き手と反対の手に持つ
②利き手で一番上のカードをコツンと一回叩く
③カードを扇状に広げ、1枚ずつ触っていく
これをすることで、カードの中に溜まっていた知らないエネルギーが抜け、自分自身のエネルギーを注ぎ込むことが出来ます。
1枚ずつ触れていくことで満遍なくカードにエネルギーが入っていくので、この工程は面倒くさがらないようにしてください。
2.場所を整える・浄化する
カードリーディングを行う為には、集中出来て雑念の入らない場所が最も良いとされています。
テレビや外部の音が聞こえやすい場所は避け、静かで落ち着ける場所、掃除の行き届いた場所を選んでリーディングを行うようにしましょう。
また、リーディングを行う前に瞑想や精神統一をすることは、神聖なオラクルカードを扱う上で大切な礼儀にもなります。可能な限りカードに失礼のないよう環境、精神面を整えるのが良いです。
3.質問内容に気を付ける・考えておく
リーディングを行う時になって「何を質問しよう」と考えていてはメッセージを受け取ることが出来ません。
カードへの質問は予め考えておいて、忘れてしまいそうなら紙などにメモしておきましょう。
また、カードへの質問方法に注意しないと、きちんとしたメッセージを受け取れない可能性があります。以下の事に注意してください。
良くない質問方法:「彼は私の事が好きですか?」
正しい質問方法:「彼に今よりもっと私を好きになってもらう為に、私は何をすればいいですか?」
オラクルカードはタロットカードのように「Yes / No」で答えを出してくれるものではありません。
また、オラクルカードは「質問している人に対するアドバイス」をくれるカードなので、「相手の気持ちを知りたい」「相手は何をして欲しい」と言った質問はメッセージを上手に受け取れなくなります。
あくまで質問内容は自分を中心に、より具体的な質問が出来るようにしましょう。
「〇〇と言う仕事をする為に〇〇をしたいと思っていますが、いい結果を出すためのアドバイスをください。」
などの質問であれば、カードはより正確な答えを導き出してくれるはずです。
自分が納得できない答えが返ってきたとしても、それが「現状のあなた」へのカードからのメッセージです。
納得のできる答えが出るまで繰り返し同じ質問をする、と言った行為はカードにも神様にも失礼に当たりますのでしないようにしましょう。
一度は結果を受け止め、もし同じ質問をしたいのであれば1週間~2週間ほど日を開けてからが良いでしょう。
もしかしたらその間に結果が変わっているかもしれません。
オラクルカード初心者におすすめの占い方
まずは1枚引きで練習する
オラクルカードで占いを始めるにあたり、まず一番大切なことは「カードからのメッセージを読み取る直感力」になります。
カードを触ったばかりの初心者さんは、「1枚引き」と呼ばれる占い方から始めるのが良いでしょう。
「1枚引き」はその呼び名通り、オラクルカードを1枚だけ引いてメッセージを読み取る方法です。
「自分の質問は分かりやすいか」「カードのメッセージを読み取れているのか」を磨いていくために、1枚引きを積み重ねてカードと仲良くなっていくことで次の工程に移ることが出来ます。
一度にたくさんの事を占う為には、相応のインスピレーションが必要になるので、1枚引きしたカードの内容が一目で読み取れるくらいになれば、カードと仲良くなってきた証拠になりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は初めてオラクルカードに触れる方向けの解説でしたが、まずは1枚引きからカードと仲良くなっていき、順次展開する為のスプレッドなども覚えていきたいですね。
オラクルカードは「神のお告げ」を教えてくれるカードです。
初めてでもメッセージを受け取りやすく、また優しい言葉を伝えて前向きにしてくれるカードたちなのでついつい頼りがちになってしまうかもしれません。
ですが、カードの結果ありきではなく自分の力で少しでも前に進めるよう努力をしていきたいですね。
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